株、大発会に緊急事態の冷や水 「悪いとこ取り」にご用心
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2021年最初の取引となる大発会の4日午前、東京株式市場で日経平均株価は20年末比99円安の2万7344円となった。政府が緊急事態宣言を週内にも再発令する方向で調整に入ったと伝わり、経済活動が停滞するとの警戒が広がった。流動性相場が続くなか、株高基調は変わらないとの見方が多いが、昨年の「いいとこ取り」相場の反動安を警戒する声もある。
日経平均は一時400円超、下げる場面もあった。前週に787円(2...
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