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1万円の大台に接近 トヨタ株に注目(先読み株式相場)

4日の東京株式市場で日経平均株価は一進一退か。5月の米雇用統計の発表を日本時間夜に控え、積極的に動きづらい展開となりそうだ。利益確定売りをこなしつつ、短期的な金利動向に左右されづらい銘柄が物色されるだろう。市場では日経平均は前日の終値(2万9058円)から上下100円程度で推移するとの予想があった。

3日の米株式市場で米ダウ工業株30種平均は6営業日ぶりに反落し、23ドル34セント(0.1%)安の3万4577ドル04セントで終えた。5月のADP全米雇用リポートや5月のサプライマネジメント協会(ISM)非製造業景況感指数など良好な経済指標が相次ぎ、米長期金利が1.6%台に上昇した。金利上昇が逆風になりやすいハイテク株を中心に売りが出た。一方、金融株などへの買いが相場を支えた。

米連邦準備理事会(FRB)が早ければ15~16日の米連邦公開市場委員会(FOMC)で量的金融緩和の縮小(テーパリング)に向けた議論を始めるという観測が出ている。5月の米雇用統計はその試金石だ。4月は市場予想とのブレが大きかっただけに、5月の統計に対する市場の注目度は高い。雇用情勢が予想以上に良好なら早期のテーパリング観測が広がりそうだ。東京市場では様子見姿勢から持ち高を一方向に傾ける投資家は少ないだろう。

日本時間4日早朝の大阪取引所の夜間取引で日経平均先物は下落した。6月物は前日の清算値と比べ90円安い2万8980円で終えた。

個別では1万円の大台に接近しているトヨタ自動車への注目が一段と高まっている。他の自動車株や部品株にも買いが広がっており、相場全体が方向感を欠くなかでも明るい要素として捉える向きは多い。

きょうは国内で5月の車名別新車・軽自動車販売や、マクドナルドの5月既存店売上高の発表がある。海外ではパウエルFRB議長がパネル討議に参加する。

〔日経QUICKニュース(NQN)〕

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