株、短観に映る弱気傾斜 やってきた「戻り一服」の足音
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1日午前の東京株式市場で日経平均株価は続落し、下げ幅は一時400円を超えた。前日の米株式市場で主要株価指数が下落し、東京市場でも運用リスクを回避する売りが広がった。日銀が同日発表した3月の全国企業短期経済観測調査(短観)では、景況感の悪化が目立ち、企業が先行きに弱気になっている様子が改めて意識された。日本株の戻り相場の一巡感が見え始めた。
日銀短観で企業の景況感を示す業況判断指数(DI)は大企業...
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