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米国株、ダウ反落し148ドル安 コロナ感染拡大を懸念 ナスダックは最高値

(更新)

【NQNニューヨーク=横内理恵】7日の米株式市場でダウ工業株30種平均は5営業日ぶりに反落し、前週末比148ドル47セント(0.5%)安の3万0069ドル79セントで終えた。米国での新型コロナウイルスの感染拡大に歯止めがかからず、経済活動が想定以上に制限されるとの見方が投資家心理を冷やした。

カリフォルニア州の多数の自治体が、集中治療室の病床不足を受けて不必要な外出を禁じる自宅待機命令を発動した。州人口の約8割以上の3300万人が対象という。全米でも死者数や入院患者数が高水準で推移し、経済活動の縮小につながるとの懸念が強まった。

コロナ感染の拡大で、追加経済対策が成立するとの期待は高まっている。ただ、7日は与野党協議の大きな進展を示す報道がなかった。同日、与野党協議の時間を稼ぐため、11日に期限を迎える現行のつなぎ予算の1週間延長を検討していると伝わった。協議に時間がかかるとの思惑を呼び、買い手控えにつながった面もある。

ダウ平均を含む主要株価指数が前週末にそろって過去最高値を更新しており、利益確定や持ち高調整の売りも出やすかった。化学のダウや石油のシェブロンなど足元で上げが目立っていた景気敏感株が売られた。アップルが自社開発したパソコン用CPU(中央演算処理装置)に製品の性能が劣ると報じられた半導体インテルの下げも目立った。アップルは上昇して終えた。

ダウ平均は引けにかけてやや下げ渋った。米国では米食品医薬品局(FDA)が週内に米製薬のファイザーやバイオ製薬のモデルナのワクチンの緊急使用を許可する見通しで、英国では一足早く8日にファイザー製ワクチンの接種が始まる。ワクチンの普及で経済正常化が進むとの見方が相場を下支えした。

ハイテク株比率が高いナスダック総合株価指数は3日続伸。前週末比55.714ポイント(0.4%)高の1万2519.946で終え、連日で過去最高値を更新した。コロナ感染の拡大で「巣ごもり消費」が長期化するとの見方があり、恩恵を受ける動画配信のネットフリックスなどが上昇した。21日にS&P500種株価指数に採用される電気自動車(EV)のテスラも買われた。

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