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米国株、ダウほぼ横ばい2ドル高 決算嫌気した売り重荷 ナスダックは大幅反落

【NQNニューヨーク=戸部実華】26日の米株式市場でダウ工業株30種平均はほぼ横ばいとなり、前日比2ドル37セント高の3万1839ドル11セントで終えた。米長期金利低下を好感した買いが先行し、上げ幅は昼前に一時300ドルを超えた。ただ、決算内容が市場の期待に届かなかった銘柄への売りが強まり、伸び悩んで終えた。

米長期金利は一時、前日比0.11%低い3.99%を付けた。26日朝にカナダ銀行(中央銀行)が0.5%の利上げを発表し、前回の0.75%から上げ幅を縮めた。米景気減速を受け、米連邦準備理事会(FRB)も同様に利上げペースを緩めるとの見方が強まった。

景気敏感株が買われ、工業製品・事務用品のスリーエム(3M)や建機のキャタピラー、銀行のJPモルガン・チェースが高い。前日夕に市場予想を上回る決算を発表したクレジットカードのビザは5%高となった。

半面、巨大ハイテク企業などの決算を嫌気した売りが重荷となった。前日夕に決算を発表したソフトウエアのマイクロソフトは8%安、ダウ平均の構成銘柄ではないがグーグルの親会社のアルファベットも9%安で終えた。航空機のボーイングも9%下げ、ダウ平均の足を引っ張った。26日に発表した決算で1株損益は黒字の市場予想に反して赤字となり、嫌気した売りが集まった。

市場では「業績への景気悪化の影響が主力ハイテク株にも広がってきた」(キングスビュー・インベストメント・マネジメントのポール・ノールト氏)との懸念を誘い、主力ハイテク株が総じて売られた。ダウ平均の構成銘柄ではスマートフォンのアップルが2%、顧客情報管理のセールスフォースが3%下げた。

ハイテク株比率が高いナスダック総合株価指数は4営業日ぶりに反落し、前日比228.124ポイント(2.0%)安の1万0970.992で終えた。ネット通販のアマゾン・ドット・コムが4%安、交流サイトのメタプラットフォームズが6%安となった。アドバンスト・マイクロ・デバイス(AMD)やエヌビディアなど半導体株の下げも目立った。

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