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米国株、ダウ144ドル高で最高値更新 雇用統計を好感し景気敏感株に買い ナスダックは反落

(更新)

【NQNニューヨーク=岩本貴子】6日の米株式市場でダウ工業株30種平均は続伸した。前日比144ドル26セント(0.4%)高の3万5208ドル51セントで終え、ほぼ2週間ぶりに過去最高値を更新した。6日朝発表の7月の米雇用統計で雇用者数が市場予想以上に増え、米経済の回復が続いているとの見方から景気敏感株が買われた。

雇用統計で景気動向を映す非農業部門雇用者数は、前月比94万3000人増と市場予想(84万5000人増)を上回った。6月実績も85万人増から93万8000人増に上方修正された。市場では「労働市場はコロナ前の水準への完全な回復に向けて前進を続けている」(バンク・オブ・アメリカ)と受け止められた。

金融や素材、資本財など景気敏感株が買われ、相場上昇を主導した。金融のゴールドマン・サックスは4%高、JPモルガン・チェースは3%高となり、2銘柄でダウ平均を120ドル近く押し上げた。米長期金利が一時、前日比0.08%高い1.30%に上昇したのも金融株の追い風だった。化学のダウ、航空機のボーイング、建機のキャタピラーも高い。労働市場の改善で消費も堅調に伸びるとの見方から、ビザやアメリカン・エキスプレスも上げた。

一方、長期金利上昇で相対的な割高感が意識されたハイテクなど高PER(株価収益率)銘柄は売られやすかった。スマートフォンのアップルやソフトウエアのマイクロソフトが小安い。ヘルスケアや日用品などディフェンシブ株も下げ銘柄が多かった。

ハイテク株比率が高いナスダック総合株価指数は小幅に5営業日ぶりに反落し、前日比59.355ポイント(0.4%)安い1万4835.762で終えた。主力株は総じて売りが優勢で、ネット通販のアマゾン・ドット・コムと電気自動車のテスラが安い。半導体のアドバンスト・マイクロ・デバイス(AMD)とエヌビディアも下げた。

多くの機関投資家が運用指標とするS&P500種株価指数は続伸。前日比7.42ポイント(0.2%)高の4436.52で終え、連日で過去最高値を更新した。

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