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米国株、ダウ反発し658ドル高 急激な利上げ観測後退で ナスダックは続伸

【NQNニューヨーク=張間正義】15日の米株式市場でダウ工業株30種平均は6営業日ぶりに反発し、前日比658ドル09セント(2.1%)高の3万1288ドル26セントで終えた。米景気の底堅さを示す経済統計の発表を受け、好感する買いが幅広い銘柄に入った。米連邦準備理事会(FRB)が急激な利上げに動くとの観測がやや後退したのも相場上昇を後押しした。

朝方発表の6月の米小売売上高は前月比1.0%増と市場予想(0.9%増)以上に増えた。また、米ミシガン大学が発表した7月の消費者態度指数も前月から改善した。インフレが加速する中でも消費は堅調と受け止められ、景気敏感株や消費関連株が買われた。

ミシガン大が併せて発表した消費者の期待インフレ率が低下したのも株買いを誘った。5年先の期待インフレ率は2.8%上昇と前月(3.1%)から低下した。FRBが金融政策の判断で重視するデータだけに、26~27日に開く米連邦公開市場委員会(FOMC)で通常の4倍にあたる1%の利上げを決めるとの見方が後退。急激な利上げが景気を冷やすとの懸念が和らいだ。

個別ではクレジットカードのアメリカン・エキスプレスと映画・娯楽のウォルト・ディズニーが上昇した。銀行のシティグループが市場予想を上回る決算を発表し、大幅に上昇。ダウ平均の構成銘柄で同業のJPモルガン・チェースとゴールドマン・サックスに買いが波及した。決算が市場予想を上回った医療保険のユナイテッドヘルス・グループは5%高となり、ダウ平均を押し上げた。

ハイテク比率が高いナスダック総合株価指数は続伸し、前日比201.236ポイント(1.8%)高の1万1452.421で終えた。ネット通販のアマゾン・ドット・コムと交流サイトのメタプラットフォームズなど主力株に加え、エヌビディアなど半導体関連株も総じて上げた。

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