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米国株、ダウ反発し238ドル高 金利低下でハイテク株に買い ナスダックも上昇

(更新)

【NQNニューヨーク=川上純平】25日の米株式市場でダウ工業株30種平均は3営業日ぶりに反発し、前週末比238ドル06セント(0.7%)高の3万4049ドル46セントで終えた。新型コロナウイルスの感染が広がる中国の景気が減速するとの懸念から売りが先行した。売り一巡後は米長期金利の低下を支えに足元で下げが目立っていたハイテク株を中心に買いが入り、相場全体を押し上げた。

中国では新型コロナの新規感染者数が増加している。上海市以外でも都市封鎖(ロックダウン)への警戒が強まり、25日の上海株式相場は急落した。リスク回避に伴う動きで相対的に安全資産とされる米国債が買われ、米長期金利は前週末比0.14%低い(債券価格は高い)2.76%に急低下する場面があった。幅広い銘柄に売りが先行し、ダウ平均は488ドル下げる場面があった。

売り一巡後は金利との比較で相対的な割高感が意識されていた高PER(株価収益率)のハイテク株に買い直しの動きが広がった。ソフトウエアのマイクロソフトやスマートフォンのアップル、顧客情報管理のセールスフォースが上昇した。

同じく売りが先行した消費関連株にも買いが入った。米原油先物相場が大幅に下落し、ガソリン高などを通じて消費が圧迫されるとの警戒感が和らいだ。クレジットカードのアメリカン・エキスプレスやホームセンターのホーム・デポ、映画・娯楽のウォルト・ディズニーが買われた。

半面、原油安で石油のシェブロンが安い。中国関連株と位置付けられる航空機のボーイングと工業製品・事務用品のスリーエムも下げた。

ダウ平均は取引終了にかけ上げ幅を広げた。月末にかけて年金基金などの運用資産のリバランス(配分調整)に伴う「株買い需要が強まる」(JPモルガン)との見方があった。

ハイテク株比率が高いナスダック総合株価指数は4営業日ぶりに反発した。前週末比165.559ポイント(1.3%)高の1万3004.852で終えた。ネット検索のアルファベットが3%上昇した。エヌビディアやアドバンスト・マイクロ・デバイス(AMD)など半導体関連が買われた。

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