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米国株、ダウ反発し56ドル高 地政学リスクが上値抑える面も ナスダック反発

【NQNニューヨーク=川上純平】15日の米株式市場でダウ工業株30種平均は反発し、前日比56ドル22セント(0.2%)高の3万3592ドル92セントで終えた。インフレの鈍化を示す物価指標を受け、米連邦準備理事会(FRB)が利上げペースを緩めるとの期待が強まった。もっとも、短期的な過熱感も意識されやすく、上値は重かった。

15日発表の10月の米卸売物価指数(PPI)は前月比0.2%上昇し、伸び率は市場予想(0.4%)を下回った。インフレのピークアウト観測が改めて意識された。米長期金利が低下したのも支えに、ダウ平均の上げ幅は午前中に一時450ドルに達した。

買い一巡後は上げ幅を縮め、下げに転じる場面があった。取引時間中として8月以来の高値圏に浮上し、利益確定売りが出やすかった。このところ上昇が目立っていた建機のキャタピラーや化学のダウといった景気敏感株の一角が下落した。医療保険のユナイテッドヘルス・グループなどディフェンシブ株の下げも目立った。

ロシアのミサイルが北大西洋条約機構(NATO)加盟国のポーランドに着弾し、死者が出たと15日午後に伝わった。地政学リスクの高まりで売りが増え、上値を抑えたとの見方もあった。

一方、2022年8~10月期決算で売上高と1株利益が市場予想を上回った小売りのウォルマートは7%高で終えた。米長期金利の低下で相対的な割高感が和らいだ高PER(株価収益率)のハイテク株も買われ、顧客情報管理のセールスフォースとスマートフォンのアップルが上昇した。

ハイテク比率が高いナスダック総合株価指数は反発した。前日比162.190ポイント(1.4%)高の1万1358.410で終えた。9月20日以来の高値。アナリストが投資判断を引き上げた動画配信のネットフリックスの上昇が目立った。エヌビディアやアプライドマテリアルズといった半導体関連も高かった。

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