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米国株、ダウ続伸し382ドル高 企業決算や小売売上高を好感 ナスダックも続伸

(更新)

【NQNニューヨーク=川内資子】15日の米株式市場でダウ工業株30種平均は続伸し、前日比382ドル20セント(1.1%)高の3万5294ドル76セントと、9月上旬以来の高値で終えた。米主要企業の好決算の発表が目立ち、投資家心理が上向いた。9月の米小売売上高が市場予想を上回り、米景気の減速懸念が和らいだのも株買いを促した。

ダウ平均は8月16日に付けた過去最高値(3万5625ドル)にあと300ドルあまりに迫った。

金融のゴールドマン・サックスが4%上昇し、1銘柄でダウ平均を97ドル押し上げた。15日朝に発表した2021年7~9月期決算が、投資銀行業務の好調さを背景に市場予想を上回る増収増益となった。今週は金融大手の決算発表が相次ぎ、前日のバンク・オブ・アメリカなど好決算が目立った。景気動向を敏感に映す金融決算が良好だったことで、投資家の米景気認識が改善した。

15日は米長期金利が一時1.57%と前日(1.51%)から上昇した。利ざや改善の見方も金融株買いを促し、JPモルガン・チェースは2%高で終えた。

朝方発表の9月の米小売売上高は前月比0.7%増と市場予想(0.2%減)に反して増加した。半導体不足を背景とした在庫薄で減少が続いていた自動車・関連部品が大きく増加したが、これを除いても0.8%増と堅調だった。好調だった4~6月期の反動で7~9月期は米消費が停滞するとの懸念が薄れた。

クレジットカードのビザや同業のアメリカン・エキスプレスなどの消費関連株が買われた。建機のキャタピラーや化学のダウといった景気敏感株も上昇。米食品医薬品局(FDA)の第三者委員会が新型コロナワクチンの18歳以上への追加接種(ブースター接種)を推奨した医薬・日用品のジョンソン・エンド・ジョンソン(J&J)も上げた。

ハイテク株が多いナスダック総合株価指数は3日続伸し、前日比73.911ポイント(0.5%)高の1万4897.340で終えた。ネット通販のアマゾン・ドット・コムが3%上昇し、アナリストが目標株価を引き上げた電気自動車のテスラも高い。ただ、長期金利上昇で相対的な割高感が意識され、高PER(株価収益率)のハイテク株は上値の重さも感じられた。交流サイトのフェイスブックと動画配信のネットフリックスは反落した。

機関投資家が運用の指標にするS&P500種株価指数は、前日比33.11ポイント(0.7%)高の4471.37で終えた。上値抵抗線となっていた50日移動平均(4437)を明確に上回った。前日はほぼ50日移動平均の水準で終えていた。

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