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米国株、ダウ反落し403ドル安 金融引き締め継続への警戒強く ナスダックは年初来安値

(更新)

【NQNニューヨーク=三輪恭久】14日の米株式市場でダウ工業株30種平均は反落し、前日比403ドル89セント(1.3%)安の2万9634ドル83セントで終えた。インフレ加速で米連邦準備理事会(FRB)が積極的な金融引き締めを続けるとの観測から長期金利が上昇し、株式相場の重荷となった。前日に大幅高となった反動で、目先の利益を確定する売りも出やすかった。

午前に米ミシガン大が発表した10月の消費者態度指数は59.8と前月から1.2ポイント上昇した。あわせて発表した消費者の予想インフレ率は1年先が5.1%と、3カ月ぶりの高さとなった。5年先も0.2ポイント高の2.9%だった。

FRBがインフレ期待の高まりを警戒して利上げを続けるとの見方から、債券には売りが出た。米長期金利は前日終値(3.95%)を上回り、4%台に乗せた。金利の上昇で割高感が意識されやすい高PER(株価収益率)のハイテク株は売られやすかった。

朝方には金融大手が相次ぎ決算を発表し、JPモルガン・チェースは売上高と1株利益が市場予想を上回った。業績への過度な警戒が和らぎ、取引開始直後は金融株を中心に買いが先行した。ただ、買い一巡後は程なくして相場は下げに転じた。前日にダウ平均が800ドルあまり上昇した後で目先の利益を確定する売りも出やすかった。

スマートフォンのアップルやソフトウエアのマイクロソフト、建機のキャタピラーが売られた。一方、市場予想を上回る決算を発表した医療保険のユナイテッドヘルス・グループは上昇した。

ハイテク株比率が高いナスダック総合株価指数は反落した。前日比327.764ポイント(3.1%)安の1万0321.388で終え、12日に付けた年初来安値を更新した。電気自動車のテスラや半導体のエヌビディア、ネット通販のアマゾン・ドット・コムの下げが大きかった。

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