/

米国株、ダウ続落し201ドル安 消費関連と金融に売り ナスダックは反発

【NQNニューヨーク=川上純平】14日の米株式市場でダウ工業株30種平均は続落し、前日比201ドル81セント(0.6%)安の3万5911ドル81セントで終えた。14日発表の昨年12月の米小売売上高が市場予想を下回り、投資家心理を冷やした。消費関連株を中心に売りが出た。取引開始前に決算を発表した銀行のJPモルガン・チェースが大幅安となり、他の金融株にも売りが波及した。

12月の米小売売上高は前月比1.9%減と市場予想(0.1%減)を大幅に下回った。インフレの影響でネット通販を含めて販売が落ち込んだうえ、新型コロナウイルスの変異型「オミクロン型」の感染拡大で外食も低調だった。消費関連株が売られ、ホームセンターのホーム・デポが4%下げた。クレジットカードのアメリカン・エキスプレスと映画・娯楽のウォルト・ディズニーの下落も目立った。

市場では「高インフレが消費に与える悪影響が改めて確認され、15日からの3連休を前に持ち高を手じまう動きが広がった」(ミラー・タバックのマシュー・マリー氏)との声が聞かれた。

金融株への売りも相場の重荷だった。JPモルガン・チェースが発表した2021年10~12月期決算は1株利益が市場予想を上回った。ただ、貸倒引当金の取り崩しが利益を押し上げたとあって好感されず、株価は6%下げた。来週に決算を発表するゴールドマン・サックスなど他の金融株にも売りが及んだ。

半面、原油相場の上昇を受けて石油のシェブロンは買われた。日用品のプロクター・アンド・ギャンブル(P&G)や飲料のコカ・コーラといったディフェンシブ株の一角も上昇した。

前日に下げが目立ったハイテク株には買いが入り、前日に4%安だったソフトウエアのマイクロソフトが2%上昇した。顧客情報管理のセールスフォース・ドットコム、スマートフォンのアップルも高い。

ハイテク株比率が高いナスダック総合株価指数は反発した。前日比86.941ポイント(0.6%)高の1万4893.753で終えた。前日に2.5%安と大きく下げた反動で押し目買いが優勢となった。半導体製造装置のアプライドマテリアルズが6%高となるなど、半導体関連株の上げが目立った。

初割ですべての記事が読み放題
今なら2カ月無料!

関連トピック

トピックをフォローすると、新着情報のチェックやまとめ読みがしやすくなります。

セレクション

トレンドウオッチ

新着

注目

ビジネス

ライフスタイル

新着

注目

ビジネス

ライフスタイル

新着

注目

ビジネス

ライフスタイル

フォローする
有料会員の方のみご利用になれます。気になる連載・コラム・キーワードをフォローすると、「Myニュース」でまとめよみができます。
新規会員登録ログイン
記事を保存する
有料会員の方のみご利用になれます。保存した記事はスマホやタブレットでもご覧いただけます。
新規会員登録ログイン
Think! の投稿を読む
記事と併せて、エキスパート(専門家)のひとこと解説や分析を読むことができます。会員の方のみご利用になれます。
新規会員登録 (無料)ログイン
図表を保存する
有料会員の方のみご利用になれます。保存した図表はスマホやタブレットでもご覧いただけます。
新規会員登録ログイン