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米国株、ダウ続伸し825ドル高 利上げ減速期待で ナスダックも続伸

(更新)

【NQNニューヨーク=川内資子】4日の米株式市場でダウ工業株30種平均は大幅に続伸し、前日比825ドル43セント(2.8%)高の3万0316ドル32セントと2週ぶりの高値で終えた。2日間の上昇幅は1590ドルに達した。主要な中央銀行が利上げペースを緩めるとの見方が広がり、株式を買い直す動きが優勢となった。

オーストラリア準備銀行(中銀)が4日、0.25%の利上げを決めた。前回までの4会合と同様に0.5%の利上げを続けるとの市場予想に反して、利上げ幅を縮小した。欧米の主要中銀が景気減速に配慮して、利上げを減速するとの見方につながった。

4日発表の8月の米雇用動態調査(JOLTS)で非農業部門の求人件数が前月比で市場予想以上に減り、減少幅は2020年4月以来の大きさとなった。インフレ高止まりの一因とされる労働需給の逼迫が和らぎ、米連邦準備理事会(FRB)のタカ派姿勢が緩むとの観測を誘った。

4日の米債券市場で長期金利は前日終値(3.64%)を下回る場面が目立った。ダウ平均は9月月間に9%下げ、短期的な売られ過ぎが意識されていた。長期金利の上昇一服で相対的な株式の割高感が薄れ、幅広い銘柄が買い直された。

航空機のボーイングや建機のキャタピラーなど景気敏感株が上昇をけん引。ゴールドマン・サックスやJPモルガン・チェースなど金融株の上げも目立った。長期金利が低下すると買われやすい高PER(株価収益率)のハイテク株も総じて上昇した。

交流サイトのツイッターが22%高と急騰し、市場の関心を集めた。テスラ創業者のイーロン・マスク氏が保留していた買収を実行するとツイッターに伝え、買収価格にさや寄せされた。クルーズ船やカジノなど旅行レジャー株も軒並み大幅高となった。

ハイテク株比率が高いナスダック総合株価指数も続伸し、前日比360.971ポイント(3.3%)高の1万1176.406で終えた。ネット通販のアマゾン・ドット・コムなど主力株が上昇。マイクロン・テクノロジーなど半導体株も買われた。

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