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米国株、ダウ続伸し332ドル高 追加経済対策への期待や米経済指標改善で

【NQNニューヨーク=古江敦子】4日の米株式市場でダウ工業株30種平均は4日続伸し、前日比332ドル26セント(1.1%)高の3万1055ドル86セントと2週ぶりの高値で終えた。バイデン米政権による追加経済対策の期待が高まり、良好な米経済指標の発表が続いたことも買いを誘った。金融など景気敏感株の一角が上昇し、相場をけん引した。

米下院は3日、2021会計年度の予算議案を可決した。上院でも可決されれば、財政調整法を活用して与党・民主党単独で追加経済対策を成立させる道が開ける。共和党との調整を経ず、大型の追加対策が成立するとの期待が高まった。

朝方発表の米新規失業保険申請件数は77万9000件と前週から減り、市場予想(83万件程度)より少なかった。今週は良好な経済指標の発表が相次いでおり、米景気への楽観が広がった。

前週に混乱を巻き起こした個人投資家による投機的な売買が弱まったことも買い安心につながった。投機取引の対象だったゲーム専門店のゲームストップは4割、映画館運営のAMCエンターテインメント・ホールディングスは2割下げた。

ダウ平均の構成銘柄では、クレジットカードのビザと同業のアメリカン・エキスプレスが4%上昇。長期金利の上昇で銀行のJPモルガン・チェースは2%上げた。前日夕に韓国の現代自動車グループ傘下の起亜と電気自動車の開発で近く提携すると報じられたスマートフォンのアップルは3%高。

ハイテク比率が高いナスダック総合株価指数は反発し、前日比167.200ポイント(1.2%)高の1万3777.743と過去最高値を更新した。3日夕に市場予想を上回る2020年10~12月期決算を発表した決済サービスのペイパル・ホールディングスや電子商取引のイーベイが大幅高。一方、10~12月期決算で売上高が市場予想に届かなかった半導体のクアルコムは9%安で終えた。

多くの機関投資家が運用の参考にするS&P500種株価指数は4日続伸し、前日比41.57ポイント(1.1%)高の3871.74で終えた。こちらも過去最高値を更新した。

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