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米国株、ダウ反落し348ドル安 金融引き締めとインフレを警戒 ナスダック大幅安

(更新)

【NQNニューヨーク=横内理恵】3日の米株式市場でダウ工業株30種平均は反落し、前日比348ドル58セント(1.0%)安の3万2899ドル70セントで終えた。朝方発表の5月の米雇用統計で雇用者数の増加幅が市場予想を上回り、米連邦準備理事会(FRB)による積極的な金融引き締めへの警戒が広がった。

雇用統計では非農業部門の雇用者数が前月比39万人増えた。4月(43万6000人増)からは減速したが、市場予想(32万8000人増)は上回った。平均時給は前年同月比5.2%増と市場予想と一致したものの、高い伸びが続いた。FRBがインフレ抑制のために秋以降も利上げを続けるとの見方が強まった。

米長期金利が雇用統計発表後に一時2.98%(前日終値は2.91%)に上昇し、ハイテクなど高PER(株価収益率)銘柄の相対的な割高感も意識された。週末を前に持ち高を整理する目的の売りも出やすかった。米原油先物相場が午後の時間外取引で3カ月ぶりに1バレル120ドル台に上昇し、ガソリン高が米景気や消費を冷やすとの懸念も意識された。ダウ平均は400ドルあまり下げる場面があった。

スマートフォンのアップルが4%近く下落した。アナリストが同社のアプリ配信サービス「アップストア」の成長鈍化を指摘し、嫌気された。米長期金利上昇を受けて顧客情報管理のセールスフォースやソフトウエアのマイクロソフトも下げた。消費関連株も売られ、映画・娯楽のウォルト・ディズニーやスポーツ用品のナイキ、クレジットカードのビザの下げが目立った。

ハイテク株比率が高いナスダック総合株価指数は反落し、前日比304.164ポイント(2.5%)安の1万2012.734で終えた。電気自動車のテスラが9%安と大幅下落した。同社のイーロン・マスク最高経営責任者(CEO)が2日に幹部に対し、経済悪化を懸念して採用凍結と10%の人員削減を示したことが明らかになった。交流サイトのメタプラットフォームズと画像処理半導体のエヌビディアの下げも目立った。

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