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米国株、ダウ続伸し506ドル高 FOMCを無難に通過で ナスダックは続伸

(更新)

【NQNニューヨーク=岩本貴子】23日の米株式市場でダウ工業株30種平均は続伸した。前日比506ドル50セント(1.5%)高の3万4764ドル82セントで終えた。米連邦公開市場委員会(FOMC)を無難に通過し、様子見姿勢を強めていた投資家の買いが幅広い銘柄に入った。中国不動産大手の中国恒大集団の債務問題への警戒感がひとまず和らいだことも投資家心理を上向けた。過去2日間の上げ幅は844ドルとなった。

米連邦準備理事会(FRB)は22日に開いたFOMCで、テーパリング(量的緩和の縮小)が「近く正当化される」と年内開始を強く示唆した。一方で利上げ開始には時間がかかることから、当面は緩和的な金融環境が続くと受け止められた。市場ではほぼ想定通りの内容と受け止められた。

中国恒大は人民元建て社債の利払いを実施すると発表した。市場では中国特有の問題であり「米国の銀行や金融システムに悪影響を与えるような問題ではない」(ミラー・タバックのマシュー・マリー氏)との見方が優勢になりつつある。FRBのパウエル議長が22日の記者会見で、中国恒大の経営不安への見解を問われ「米国の社債の債務不履行(デフォルト)率は非常に低い」と述べ、米中の金融環境は違うとの見解を示したことも安心感につながった。

景気敏感株が買われ、化学のダウや建機のキャタピラーが高い。米長期金利が一時1.4%台にのせ、利ざや改善の思惑から金融のJPモルガン・チェースやゴールドマン・サックスの上げも目立った。2022年1月期通期の売上高予想を引き上げた顧客情報管理のセールスフォース・ドットコムは7%高となり、1銘柄でダウ平均を120ドルあまり押し上げた。

投資家心理を測る指標である米株の変動性指数(VIX)は前日比11%低い18.63で終えた。不安心理が高まった状態とされる20を下回った。

ハイテク株比率が高いナスダック総合株価指数は3日続伸した。前日比155.397ポイント(1.0%)高の1万5052.244で終えた。ネット通販のアマゾン・ドット・コムなど主力ハイテク株はそろって堅調。エヌビディアが2%高で終えるなど半導体株も総じて買われた。

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