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米国株、ダウ続伸し104ドル高 主要3指数が最高値更新 FRBのハト派姿勢を好感

(更新)

【NQNニューヨーク=古江敦子】3日の米株式市場でダウ工業株30種平均は5日続伸し、前日比104ドル95セント(0.3%)高の3万6157ドル58セントで終えた。連日で過去最高値を更新した。米連邦準備理事会(FRB)が3日の米連邦公開市場委員会(FOMC)で、市場の予想通りにテーパリング(量的緩和の縮小)開始を決めた。もっとも、利上げには慎重な姿勢を維持したことで米株に買い安心感が広がった。

FRBは現在の月1200億ドル規模の資産購入額を11月から毎月150億ドルずつ減らす方針を示した。来年6月に新規購入がゼロになる計算だ。パウエル議長は記者会見で「今は利上げする時ではない」と繰り返した。事前に強まっていた利上げ早期化の観測が和らいだ。株式市場への資金流入が続くとの見方が相場を支えた。

市場では「インフレは一時的との見方を声明で維持し、利上げを急がずに経済を支えるハト派姿勢を示した」(ナショナル・セキュリティーズのアート・ホーガン氏)との声が聞かれた。「パウエル議長は、賃金上昇を含め米景気の先行きに想定より慎重だった」(ミラー・タバックのマシュー・マリー氏)との指摘もあった。ダウ平均はFOMC結果発表の直前に160ドル安まで下げたが、発表後に下げ渋り、議長の会見中に上昇に転じた。

3日に好決算を発表したドラッグストアチェーン大手のCVSヘルスが上昇し、同業のウォルグリーンズ・ブーツ・アライアンスが連想買いで3%上げた。スポーツ用品のナイキや化学のダウも高い。スマートフォンのアップルやソフトウエアのマイクロソフトなどハイテク株も上昇した。

ハイテク比率が高いナスダック総合株価指数は8日続伸し、前日比161.981ポイント(1.0%)高の1万5811.584と連日で過去最高値を付けた。8日続伸は2020年6月12日から23日に8日続伸して以来、1年4カ月ぶりの連続上昇記録となる。ネット通販のアマゾン・ドット・コムや電気自動車のテスラなど主力株が上げ、アドバンスト・マイクロ・デバイス(AMD)など半導体株も高い。

多くの機関投資家が運用の参考指標に据えるS&P500種株価指数は5日続伸し、前日比29.92ポイント(0.6%)高の4660.57と連日で過去最高値を更新した。

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