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米国株、ダウ反発し179ドル高 主力ハイテク株に買い直し ナスダック続伸

【NQNニューヨーク=横内理恵】12日の米株式市場でダウ工業株30種平均は4営業日ぶりに反発し、前日比179ドル08セント(0.5%)高の3万6100ドル31セントで終えた。米長期金利が落ち着いた動きとなり、主力ハイテク株への見直し買いが続いた。12日朝に会社分割を発表した医薬品・日用品のジョンソン・エンド・ジョンソン(J&J)も上昇し、指数を押し上げた。

12日の米長期金利は小幅に上昇したが、1.5%台後半で今週の最高水準(1.59%)を下回って推移した。今週は10日発表の10月の米消費者物価指数(CPI)が市場予想を上回り、インフレ懸念から金利上昇が加速していた。金利上昇が一服し、高PER(株価収益率)銘柄の割高感が高まるとの懸念が和らぎ、スマートフォンのアップルやソフトウエアのマイクロソフトが買われた。

J&Jは会社分割で日用品など消費者向け部門を分離し、高成長の処方薬事業に集中する方針が好感された。一時は3%近く上げた。複合企業に分社化の動きが広がるとの連想から工業製品・事務用品のスリーエム(3M)にも買いが入った。サプライチェーン(供給網)の混乱への懸念から足元で売りが目立っていたスポーツ用品のナイキやホームセンターのホーム・デポも高い。

ダウ平均は午後に220ドルあまり上げる場面があった。市場予想を上回る決算が目立ち、経済正常化による米景気の回復が続くとの楽観が根強い。米国株に資金が流入しやすい地合いが続くとの見方が買いを誘った。

一方、ダウの構成銘柄では動画配信事業の成長鈍化への懸念から映画・娯楽のウォルト・ディズニーが下げた。銀行のJPモルガン・チェースも小安い。

ハイテク株比率が高いナスダック総合株価指数は続伸し、前日比156.677ポイント(1.0%)高の1万5860.958で終えた。交流サイトのメタプラットフォームズ(旧フェイスブック)と動画配信のネットフリックスがともに4%高。12日にイーロン・マスク最高経営責任者(CEO)による追加の株売却が明らかになった電気自動車のテスラは3%安で終えた。

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