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米国株、ダウ反発し617ドル高 今年最大の上げ幅 自律反発狙いの買い優勢

【NQNニューヨーク=戸部実華】2日の米株式市場でダウ工業株30種平均は3日ぶりに反発し、前日比617ドル75セント(1.8%)高の3万4639ドル79セントで終えた。1日の上げ幅としては今年最大だった。新型コロナウイルスの変異型「オミクロン型」の感染拡大や米連邦準備理事会(FRB)のテーパリング(量的緩和の縮小)加速への警戒を背景に、ダウ平均は直近2日間で1100ドルほど下落した。2日は幅広い銘柄に自律反発狙いの買いが優勢となった。

航空機のボーイングが前日比8%近く上げた。1銘柄でダウ平均を90ドルあまり押し上げた。中国当局が主力小型機「737MAX」の運航再開に向けて必要な修正事項を航空会社に指示した。中国での運航が再開されるとの期待が高まった。インドの空運会社と航空機の受注で協議していると伝わったことも買いを後押しした。

朝方発表の週間の新規失業保険申請件数は22万2000件と前週(19万4000件)より増えたが、市場予想(24万件)以下だった。3日発表の11月の雇用統計でも堅調な雇用者数の伸びが見込めるとの期待につながった。労働市場の改善基調を背景に個人消費の回復観測からクレジットカードのアメリカン・エキスプレスとビザが4%強上昇した。

建機のキャタピラーや石油のシェブロン、機械のハネウェル・インターナショナルなど景気敏感株も軒並み買われた。金融のゴールドマン・サックスとJPモルガン・チェースも高い。ダウ平均の構成銘柄以外ではクルーズ船のカーニバルや空運のデルタ航空など、足元で下げがきつかった旅行・レジャー関連株への買いが目立った。

投資家心理を測る指標となる米株の変動性指数(VIX)は27台後半と、10カ月ぶりの高水準だった前日から1割ほど低下した。もっとも、不安心理が高まった状態とされる20は上回ったままだった。

ハイテク株比率が高いナスダック総合株価指数も3日ぶりに反発し、前日比127.268ポイント(0.8%)高の1万5381.320で終えた。検索サイトのアルファベットが高い。エヌビディアやインテル、アドバンスト・マイクロ・デバイス(AMD)など半導体株の一角も買われた。

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