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米国株、ダウ続落し176ドル安 長期金利上昇を嫌気 ナスダックも続落

(更新)

【NQNニューヨーク=横内理恵】1日の米株式市場でダウ工業株30種平均は続落し、前日比176ドル89セント(0.5%)安の3万2813ドル23セントで終えた。米長期金利がほぼ2週間ぶりに2.9%台に上昇した。インフレ懸念や米連邦準備理事会(FRB)の金融引き締めへの警戒感が意識され、投資家心理の重荷となった。

1日発表の5月の米サプライマネジメント協会(ISM)製造業景況感指数が市場予想に反して上昇し、米景気の強さを示したと受け止められた。FRBが9月以降も通常の倍の0.5%の利上げを継続するとの見方が強まった。

ISM指数の発表後に米長期金利が一時2.95%(前日終値は2.84%)と5月半ば以来の水準に上昇し、幅広い銘柄で売りを誘った。小売りのウォルマートやクレジットカードのアメリカン・エキスプレス、映画・娯楽のウォルト・ディズニーなど消費関連銘柄の下げが目立った。JPモルガン・チェースなど金融も安い。ダウ平均は一時405ドル安となった。

ただ、ダウ平均は引けにかけて前日終値付近まで下げ渋る場面もあり、方向感に欠ける展開だった。「景気後退や金融引き締め継続など当面のリスクは株価に織り込まれたとの見方があり、相場の底入れ期待や値ごろ感が意識されやすい」(ナショナル・セキュリティーズのアート・ホーガン氏)との声があった。

前日夕に発表した決算が市場予想を上回った顧客情報管理のセールスフォースが10%高で終え、ダウ平均を支えた。原油高を受けて石油のシェブロンが買われ、資源価格が上がると買われやすい建機のキャタピラーも上げた。

ハイテク株比率が高いナスダック総合株価指数は続落し、前日比86.931ポイント(0.7%)安の1万1994.460で終えた。著名経営者のシェリル・サンドバーグ最高執行責任者(COO)の退任を明らかにした交流サイトのメタプラットフォームズが3%安で終えた。3日に株式分割を控えるネット通販のアマゾン・ドット・コムは1%上昇した。

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