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米国株、ダウ反落し194ドル安 前日の大幅高受け利益確定売り ナスダックは続伸

【NQNニューヨーク=戸部実華】1日の米株式市場でダウ工業株30種平均は3営業日ぶりに反落し、前日比194ドル76セント(0.6%)安の3万4395ドル01セントで終えた。前日に737ドル高と大幅に上昇し、2日に発表される11月の米雇用統計を控えて利益確定や持ち高調整の売りが優勢になった。前日夕の決算発表を受けて顧客情報管理のセールスフォースが大幅安となったことも、ダウ平均の重荷だった。

前日の講演で米連邦準備理事会(FRB)のパウエル議長が12月にも利上げ幅を縮小すると示唆し、株買いが勢いづいた。だが、1日の市場では「まだ利上げ自体は続く見通しで景気や企業業績の悪化懸念がくすぶるなか、前日の株高は行き過ぎ」(ジョーンズ・トレーディングのマイケル・オルーク氏)との声が聞かれた。

1日午前に米サプライマネジメント協会(ISM)が発表した11月の米製造業景況感指数の悪化も相場の重荷となった。49.0に低下し、好不況の節目である50を下回った。景気敏感株の売りを誘い、航空機のボーイングや銀行のJPモルガン・チェース、機械のハネウェル・インターナショナルが安い。

前日夕に決算とあわせて発表した業績見通しが市場予想を下回り、共同最高経営責任者(CEO)の退任も嫌気されたセールスフォースは8%安で終えた。IT(情報技術)企業によるさえない業績見通しの発表が増えていることも、先行きの企業業績に対する懸念を強めた。

半面、朝方発表された10月の米個人消費支出(PCE)物価指数がインフレ鈍化を示したのは投資家心理を支えた。エネルギー・食品を除くコア指数が前月比0.2%上昇と、伸びは市場予想(0.3%)を下回った。スポーツ用品のナイキやホームセンターのホーム・デポなど消費関連株や、医薬・日用品のジョンソン・エンド・ジョンソン(J&J)といったディフェンシブ株が買われた。

米長期金利が一時、3.50%(前日終値は3.60%)と9月以来の低水準を付けたのも、ハイテクなど高PER(株価収益率)株の支えになった。

ハイテク株比率が高いナスダック総合株価指数は続伸し、前日比14.453ポイント(0.1%)高の1万1482.449で終えた。

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