/

米国株、ダウ反発し748ドル高 FRBの利上げ減速観測で ナスダックも反発

(更新)

【NQNニューヨーク=川内資子】21日の米株式市場でダウ工業株30種平均は3日ぶりに反発し、前日比748ドル97セント(2.5%)高の3万1082ドル56セントとほぼ1カ月ぶりの高値で終えた。米連邦準備理事会(FRB)が年内に利上げペースを緩めるとの見方が浮上し、株式の買い直しが優勢となった。今週のダウ平均は4.9%高となり、週間の上昇率では6月下旬(21~24日、5.4%)以来の大きさとなった。

米ウォール・ストリート・ジャーナル紙が21日朝、「FRBは11月の米連邦公開市場委員会(FOMC)で、その次の12月会合での利上げ幅縮小について協議する」と報じた。FRBがインフレ抑制のため大幅利上げを続けるとの観測がやや後退した。

米長期金利が早朝に一時4.33%と2007年以来の高水準を付けていたが、報道を受けて4.2%台に低下した。株式の相対的な割高感が薄れ、幅広い銘柄が買い直された。外国為替市場でドルが円など主要通貨に対して下落し、ドル高で海外売上高の大きい米企業の収益が目減りするとの警戒感が薄れたのも株式の買い直しを誘った。

景気敏感株が買われ、建機のキャタピラーや化学のダウの上昇が目立った。JPモルガン・チェースやゴールドマン・サックスなど金融株も高い。スマートフォンのアップルやソフトウエアのマイクロソフトなどハイテク株も総じて上げた。

ただ、決算を発表した銘柄が売られ、ダウ平均は朝方に100ドル超下げる場面もあった。2022年7~9月期決算を受けて値上げによる契約件数減の懸念が強まった通信のベライゾン・コミュニケーションズが大きく下落。貸倒引当金の積み増しが先行きの業績懸念を誘ったクレジットカードのアメリカン・エキスプレスも売られた。

ハイテク株比率が高いナスダック総合株価指数も3日ぶり反発し、前日比244.872ポイント(2.3%)高の1万0859.716で終えた。動画配信のネットフリックスやネット通販のアマゾン・ドット・コムが高い。

初割ですべての記事が読み放題
今なら2カ月無料!

関連トピック

トピックをフォローすると、新着情報のチェックやまとめ読みがしやすくなります。

セレクション

新着

注目

ビジネス

ライフスタイル

新着

注目

ビジネス

ライフスタイル

新着

注目

ビジネス

ライフスタイル

フォローする
有料会員の方のみご利用になれます。気になる連載・コラム・キーワードをフォローすると、「Myニュース」でまとめよみができます。
新規会員登録ログイン
記事を保存する
有料会員の方のみご利用になれます。保存した記事はスマホやタブレットでもご覧いただけます。
新規会員登録ログイン
Think! の投稿を読む
記事と併せて、エキスパート(専門家)のひとこと解説や分析を読むことができます。会員の方のみご利用になれます。
新規会員登録 (無料)ログイン
図表を保存する
有料会員の方のみご利用になれます。保存した図表はスマホやタブレットでもご覧いただけます。
新規会員登録ログイン

権限不足のため、フォローできません