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米国株、ダウ続伸し123ドル高 景気敏感株に買いも午後に掛け伸び悩む ナスダック反落

(更新)

【NQNニューヨーク=戸部実華】21日の米株式市場でダウ工業株30種平均は続伸し、前日比123ドル69セント(0.4%)高の3万4207ドル84セントで終えた。欧米の企業景況感が改善し、景気敏感株を中心に買いが優勢だった。上げ幅は一時300ドルを超えた。ただ、暗号資産(仮想通貨)のビットコインの価格が下落するとハイテク株は売り優勢となり、ダウ平均も午後に掛けて伸び悩んだ。

IHSマークイットが21日に発表した5月の購買担当者景気指数(PMI)速報値は欧米とも前月から上昇した。英国は過去最高、ユーロ圏は3年3カ月ぶりの高水準だった。米国は68.1と好不況の境目である50を大幅に上回り、過去最高を記録した。欧米では新型コロナウイルスのワクチン普及で行動規制の緩和が進んでおり、景気回復が順調との見方を後押しした。

個別銘柄では景気敏感株への買いが目立った。航空機のボーイングや金融のゴールドマン・サックスとJPモルガン・チェース、建機のキャタピラー、クレジットカードのアメリカン・エキスプレスが高い。米原油先物相場が上昇し、石油のシェブロンも買われた。

ダウ平均は午後に掛けて上げ幅を縮めた。中国政府がビットコインのマイニング(採掘)への取り締まりを強化すると発表し、4万1000ドル台で推移していたビットコイン価格が3万5000ドル台に下げる場面があった。今週は仮想通貨の動向が市場心理に影響しやすくなっており、投資家が運用リスクを取る動きがやや後退した。

ビットコイン急落で株価指標面で割高感があるグロース(成長)株が売り優勢に転じた。スマートフォンのアップルとソフトウエアのマイクロソフトが下げ、ダウ平均の重荷となった。

ハイテク株比率が高いナスダック総合株価指数は反落し、前日比64.746ポイント(0.5%)安の1万3470.993で終えた。ネット通販のアマゾン・ドット・コムと交流サイトのフェイスブックが安い。半導体関連の一角も売られた。一方、株式分割を発表した画像処理半導体のエヌビディアは3%近く上げた。

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