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米国株、ダウ反発し61ドル高 最高値更新 金融緩和の長期化観測が支え

【NQNニューヨーク】10日の米株式市場でダウ工業株30種平均は小幅に反発した。前日比61ドル97セント(0.2%)高の3万1437ドル80セントと過去最高値を更新した。インフレ圧力の鈍さから金融緩和の長期化が意識され、株買いを誘った。予想を上回る米企業決算も投資家心理の改善につながった。

10日発表の1月の米消費者物価指数はエネルギー・食品を除くコア指数が横ばいとなり、市場予想(0.1%上昇)を下回った。インフレ圧力が市場が警戒していたほど強くないと受け止められた。米連邦準備理事会(FRB)のパウエル議長が10日の講演で「緩和的な金融政策を忍耐強く続けることが重要だ」と述べたことも相まって、金融緩和が長引くとの観測につながった。

調査会社リフィニティブの10日の集計では、米主要500社で四半期決算の発表を終えた332社のうち利益が市場予想を上回った企業は83%に達した。予想以上に好調な決算の発表が相次ぎ、買い安心感が広がった。

米原油先物が一時、昨年1月以来の高値を付け、石油のシェブロンが上昇。米景気回復を見込み、化学のダウやクレジットカードのアメリカン・エキスプレス、金融のゴールドマン・サックスなど景気敏感株も上げた。映画・娯楽のウォルト・ディズニーも高い。

もっとも、ダウ平均は上値が重くなる場面もあった。2月に入って急ピッチの上昇が続いており、短期的な利益確定売りも出やすい。スマートフォンのアップルとソフトウエアのマイクロソフトは下げた。前日夕の決算発表で経営陣が業績の先行き懸念を示唆したネットワーク機器のシスコシステムズも売られた。

ハイテク株比率が高いナスダック総合株価指数は小幅に反落した。前日比35.163ポイント(0.3%)安の1万3972.534で終えた。電気自動車のテスラが5%下げ、指数の重荷となった。

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