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米国株、ダウ続落 消費者の景況感悪化を嫌気

【NQNニューヨーク=戸部実華】28日の米株式市場でダウ工業株30種平均は続落し、前日比490ドル48セント安の3万0947ドル78セント(速報値)で終えた。中国政府による新型コロナウイルスの感染防止の入国規制の緩和を好感した買いが先行したが、消費者の景況感悪化を映す指標を受け、売りが優勢になった。午後に一段安となり、午前の高値からの下落幅は一時950ドルに達する値動きの荒い展開だった。

午前には一時、400ドルあまり上昇した。中国政府が28日、入国時の隔離期間の短縮などの行動規制の緩和を発表した。同国経済の減速懸念が和らぎ、市場心理の改善につながった。

取引開始直後に446ドル高とこの日の高値を付けてからはじり安の展開だった。米カンファレンス・ボードが28日に発表した6月の米消費者信頼感指数は98.7と5月(103.2)から低下し、市場予想(100.0)も下回った。高インフレを背景に個人消費が落ち込むとの懸念が強まった。

消費関連株を中心に売られ、前日夕に発表した業績見通しが弱いと受け止められたスポーツ用品のナイキが大幅安。ホームセンターのホーム・デポやクレジットカードのビザも安い。

米長期金利が3.2%付近で高止まりしたのも高PER(株価収益率)のハイテク株の売りを誘った。顧客情報管理のセールスフォースの下げが目立ち、ソフトウエアのマイクロソフトやスマートフォンのアップルも安い。

ハイテク株比率が高いナスダック総合株価指数も続落し、前日比343.011ポイント安の1万1181.540(速報値)で終えた。

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