/

米国株、ダウ1160ドル安 今年最大の下げ 年初来安値を更新

(更新)

【NQNニューヨーク=戸部実華】18日の米株式市場でダウ工業株30種平均は4営業日ぶりに大幅に反落した。前日比1161ドル03セント安の3万1493ドル56セント(速報値)で終え、年初来安値を更新した。下げ幅は今年最大。米小売り大手のターゲットの減益決算を受け、インフレが企業収益を圧迫するとの懸念が強まった。米消費を巡る不透明感から小売り株を中心に幅広い銘柄が売られた。

ターゲットが18日朝に発表した2022年2~4月期決算は前年同期比52%の減益となり、1株利益が市場予想を下回った。売上高は市場予想以上に伸びたが、供給網の混乱や燃料費などコスト高が利益を圧迫した。同業のウォルマートも前日に減益決算を発表し、1株利益が市場予想を下回っていた。18日は小売り株全般に売りが広がった。

ターゲットの決算では食品や生活必需品の販売は底堅い半面、家電製品などは振るわなかった。市場では「消費者は食品やガソリン価格の高騰に応じて不要不急の出費を抑えるようになったようだ」(ミラー・タバックのマシュー・マリー氏)との声が聞かれた。先行きの個人消費の伸び悩みや景気鈍化懸念も強まった。

消費関連株が軒並み売られた。ダウ平均の構成銘柄ではウォルマートのほか、ドラッグストアのウォルグリーンズ・ブーツ・アライアンス、スポーツ用品のナイキの下げが目立った。景気敏感株では航空機のボーイングや石油のシェブロンが安い。

投資家心理が悪化し、ハイテク株も売り直された。スマートフォンのアップルやソフトウエアのマイクロソフトが大幅に下げた。

ハイテク株比率が高いナスダック総合株価指数は大幅に反落し、前日比566.369ポイント安の1万1418.154(速報値)で終えた。多くの機関投資家が運用指標とするS&P500種株価指数は前日比164.67ポイント安の3924.18(速報値)で終え、年初来安値を更新した。

すべての記事が読み放題
有料会員が初回1カ月無料

関連トピック

トピックをフォローすると、新着情報のチェックやまとめ読みがしやすくなります。

セレクション

新着

注目

ビジネス

ライフスタイル

新着

注目

ビジネス

ライフスタイル

新着

注目

ビジネス

ライフスタイル

フォローする
有料会員の方のみご利用になれます。気になる連載・コラム・キーワードをフォローすると、「Myニュース」でまとめよみができます。
新規会員登録ログイン
記事を保存する
有料会員の方のみご利用になれます。保存した記事はスマホやタブレットでもご覧いただけます。
新規会員登録ログイン
Think! の投稿を読む
記事と併せて、エキスパート(専門家)のひとこと解説や分析を読むことができます。会員の方のみご利用になれます。
新規会員登録 (無料)ログイン
図表を保存する
有料会員の方のみご利用になれます。保存した図表はスマホやタブレットでもご覧いただけます。
新規会員登録ログイン