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米国株、ダウ小幅続落 原油高で消費関連株に売り

【NQNニューヨーク=川上純平】18日の米株式市場でダウ工業株30種平均は小幅に続落し、前営業日の14日に比べ39ドル54セント安の3万4411ドル69セント(速報値)で終えた。原油高を背景に消費関連株が売られた。半面、米長期金利の上昇で金融株が買われたのは相場を下支えした。

米原油相場は一時、1バレル109ドル台後半と3週間ぶりの高値を付けた。ガソリン高が消費の冷え込みにつながるとの見方から映画・娯楽のウォルト・ディズニーやホームセンターのホーム・デポ、スポーツ用品のナイキなど消費関連株が下落した。機械のハネウェル・インターナショナルや航空機のボーイングなど景気敏感株の一角も下げた。

半面、金融のゴールドマン・サックスや銀行のJPモルガン・チェースは上昇した。米長期金利が18日深夜に一時2.88%と2018年12月以来の高水準を付け、利ざや改善を見込んだ買いが入った。ダウ平均の構成銘柄以外では銀行のバンク・オブ・アメリカが市場予想を上回る2022年1~3月期決算を発表し、金融株買いを後押しした面もある。

ハイテク株比率が高いナスダック総合株価指数は続落し、前営業日の14日に比べ18.721ポイント安の1万3332.358(速報値)で終えた。

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