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米国株、ダウ6日続伸 インフレ加速への過度な懸念後退で

(更新)

【NQNニューヨーク=戸部実華】27日の米株式市場でダウ工業株30種平均は6日続伸し、前日比576ドル36セント高の3万3213ドル55セント(速報値)で終えた。朝方発表の米物価指標の伸び率が鈍化し、インフレ加速への過度な警戒感が和らいだ。消費関連やハイテク株を中心に買いが入り、取引終了にかけて上げ幅を広げた。ダウ平均は週間では9週ぶりに上昇した。

4月の米個人消費支出(PCE)物価指数で、変動が激しい食品とエネルギーを除くコア指数は前年同月比4.9%上昇と前月(5.2%上昇)から伸びが鈍化し、市場予想と一致した。同指数は米連邦準備理事会(FRB)が物価指標として重視している。インフレ率の伸びが和らげば、今秋以降の金融引き締めペースが鈍るとの観測を誘った。

同時発表の個人消費支出は市場予想以上に伸びた。インフレにかかわらず米経済を支える消費は底堅いとの見方から、投資家心理の改善につながった。

インフレ加速による消費減速への懸念が後退し、映画・娯楽のウォルト・ディズニーやクレジットカードのアメリカン・エキスプレス、スポーツ用品のナイキが上昇した。航空機のボーイングや化学のダウなど景気敏感株も高い。米長期金利が低下し、金利上昇に一服感が出ていることも株買いを支えた。スマートフォンのアップルやソフトウエアのマイクロソフトなどが上げた。

ハイテク株比率が高いナスダック総合株価指数は3日続伸し、前日比390.481ポイント高の1万2131.131(速報値)で終えた。週間では8週ぶりに上昇した。

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