米国株15時、ダウ反落 FOMC控え利益確定売り
【NQNニューヨーク=川内資子】30日の米株式市場でダウ工業株30種平均は7営業日ぶりに反落している。15時現在は前週末比204ドル01セント安の3万3774ドル07セントで推移している。前週末までの6日続伸で930ドルあまり上昇しており、1月31日~2月1日の米連邦公開市場委員会(FOMC)の結果発表を前に目先の利益を確定する目的の売りが優勢となった。
FOMCでは0.25%の利上げが見込まれている。その後の政策運営を見極めるため、パウエル米連邦準備理事会(FRB)議長の記者会見が注目されている。今週はスマートフォンのアップルやネット通販のアマゾン・ドット・コムなどハイテク大手の決算発表も多い。重要日程を控え、最近買われていたハイテク株などに利益確定売りが出た。
ソフトウエアのマイクロソフトやスマートフォンのアップルが下げ、原油安を受けて石油のシェブロンも安い。映画・娯楽のウォルト・ディズニーやビザなど消費関連株も売られた。
ハイテク株比率が高いナスダック総合株価指数は3営業日ぶりに反落している。
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