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米国株、ダウ大幅続落 中国恒大問題を懸念

(更新)

【NQNニューヨーク=張間正義】20日の米株式市場でダウ工業株30種平均は大幅に3日続落し、前週末比614ドル35セント安の3万3970ドル53セント(速報値)で終えた。中国の不動産大手、中国恒大集団の経営不安の高まりを背景に、リスク回避の動きが広がった。資本財や金融など景気敏感株に加え、ハイテク株が売られた。21~22日開催の米連邦公開市場委員会(FOMC)への警戒も重なり、ダウ平均の下げ幅は一時970ドルを超えた。

過剰債務で資金繰り不安が強まる中国恒大が20日、香港市場で一時2割近く下げた。香港のハンセン指数は3.3%安で終えた。中国の金融や不動産市場の混乱が海外にも波及する可能性が意識され、欧米株式市場の下げにつながった。市場心理を測る指標となる米株の変動性指数(VIX)は一時28.79と5月以来の高さに上昇し、投資家の先安懸念を映した。

建機のキャタピラーや航空機のボーイング、化学のダウなど景気敏感の下げが目立った。流動性リスクを警戒してJPモルガン・チェース、ゴールドマン・サックスなど金融株にも幅広い売りが出た。スマートフォンのアップルやソフトウエアのマイクロソフトなど主力ハイテク株も軒並み下落した。

ハイテク株が多いナスダック総合株価指数は前週末比330.065ポイント安の1万4713.903で終えた。

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