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米国株、ダウ続伸 長期金利低下でハイテク株に買い

(更新)

【NQNニューヨーク=張間正義】8日の米株式市場でダウ工業株30種平均は続伸し、前日比55ドル67セント高の3万3501ドル93セント(速報値)で終えた。米長期金利の低下で相対的な割高感が和らぎ、ハイテク株に買いが入った。米連邦準備理事会(FRB)による金融緩和の長期化観測も引き続き相場を押し上げた。

米長期金利は一時、前日比0.05%低い(債券価格は高い)1.62%に低下した。金利上昇時に割高感が意識されやすい高PER(株価収益率)のハイテク株に買いが入り、スマートフォンのアップルが6日続伸し、ソフトウエアのマイクロソフトは連日で上場来高値を更新した。顧客情報管理のセールスフォース・ドットコムも上げた。

FRBのパウエル議長は8日、国際通貨基金(IMF)のパネル討論会に参加し「景気回復は不均一で不完全なままだ」と述べた。金融緩和の縮小には米経済の一段の改善が必要との見方を示し、米経済の正常化が進むなかでも金融緩和が続くとの見方が強まった

ダウ平均は下落する場面もあった。指数は過去最高値圏にあり、化学のダウなど上昇基調にあった一部銘柄には利益確定の売りが出た。中国関連株のスポーツ用品のナイキが下落したことも指数の重荷だった。

ハイテク株の比率が高いナスダック総合株価指数は3日ぶりに反発し、前日比140.468ポイント高の1万3829.310(速報値)で終えた。グーグルの親会社アルファベットが上場来高値を付けた。ネット通販のアマゾン・ドット・コムや電気自動車のテスラ、動画配信のネットフリックスなど主力ハイテク株は総じて上昇した。

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