/

米国株、ダウ反発で始まる 予想上回る物価上昇で上値重く

【NQNニューヨーク=川上純平】11日の米株式市場でダウ工業株30種平均は5日ぶりに反発して始まり、午前9時50分現在は前日比210ドル09セント高の3万2370ドル83セントで推移している。前日までの4営業日で1900ドル下落したとあって押し目買いが入りやすい。米原油先物相場の上昇で石油株などが買われている。半面、11日発表の4月の米消費者物価指数(CPI)の上昇率が市場予想を上回り、インフレ警戒の売りが出て株式相場の上値は重い。

石油のシェブロンが3%あまり上昇した。資源高が業績の追い風になりやすい建機のキャタピラーも高い。今週前半に急落した航空機のボーイングも押し目買いで上げている。

4月のCPIは前年同月比8.3%上昇し、市場予想(8.1%)を上回った。食品・エネルギーを除くコア指数の上昇率も6.2%と市場予想(6.0%)以上だった。物価上昇の短期的な勢いを示す前月比上昇率は、コア指数が0.6%と市場予想(0.4%)を上回った。市場では「米連邦準備理事会(FRB)が金融引き締めを前倒しで進める必要性が強まった」(CIBCエコノミクス)と受け止められた。

CPIを受けて米債券市場では長期金利が上昇し、3%を上回って推移している。利ざや拡大の思惑からJPモルガン・チェースなど銀行株が高い。半面、長期金利が上昇すると相対的な割高感が意識されやすい高PER(株価収益率)のハイテク株が売られ、ソフトウエアのマイクロソフトやスマートフォンのアップルが安い。

ハイテク株比率が高いナスダック総合株価指数は反落して始まった。

すべての記事が読み放題
有料会員が初回1カ月無料

関連トピック

トピックをフォローすると、新着情報のチェックやまとめ読みがしやすくなります。

セレクション

新着

注目

ビジネス

ライフスタイル

新着

注目

ビジネス

ライフスタイル

新着

注目

ビジネス

ライフスタイル

フォローする
有料会員の方のみご利用になれます。気になる連載・コラム・キーワードをフォローすると、「Myニュース」でまとめよみができます。
新規会員登録ログイン
記事を保存する
有料会員の方のみご利用になれます。保存した記事はスマホやタブレットでもご覧いただけます。
新規会員登録ログイン
Think! の投稿を読む
記事と併せて、エキスパート(専門家)のひとこと解説や分析を読むことができます。会員の方のみご利用になれます。
新規会員登録 (無料)ログイン
図表を保存する
有料会員の方のみご利用になれます。保存した図表はスマホやタブレットでもご覧いただけます。
新規会員登録ログイン