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米国株、ダウ大幅続落で始まる 一時600ドル近く下落 中国恒大問題を懸念

(更新)

【NQNニューヨーク=古江敦子】20日の米株式市場でダウ工業株30種平均は大幅に3日続落して始まった。午前9時35分現在は前週末比486ドル65セントの3万4098ドル23セントで推移している。下げ幅は一時600ドル近くに達した。中国の不動産大手、中国恒大集団の経営不安を背景に香港株が急落、欧州株も大幅に下げており、米市場でも投資家が運用リスクを回避する姿勢を強めた。21~22日開催の米連邦公開市場委員会(FOMC)も警戒され、下値で買いが入りにくい。

過剰債務で資金繰り不安が強まる中国恒大集団が20日、香港市場で一時2割近く下げ、香港のハンセン指数は3.3%安で終えた。中国の金融や不動産市場の混乱が海外にも波及する可能性が意識された。独仏など欧州の主要株価指数も大幅に下落している。世界景気の回復鈍化につながりかねないとの見方から、米国市場でも素材や資本財など景気敏感株を中心に売りが広がった。

FOMCではテーパリング(量的緩和の縮小)の開始決定は見送られそうだが、声明文などで年内開始を強く示唆する公算が大きい。同時に示す委員らの政策金利見通しで利上げ時期が前倒しされるとの観測も浮上しており、投資家は警戒感を強めている。

S&P500種株価指数が50日移動平均線を明確に下回ったのも売りに拍車を掛けている。同平均線は今年に入って一貫して下値支持線となってきただけに、トレンド追従型ファンドの機械的な売りを招いたとの見方もある。

投資家心理を測る米株の変動性指数(VIX)は一時26台まで上昇した。不安心理が高まった状況とされる20を上回って推移している。

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