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米国株、ダウ反落で始まる アマゾン急落で投資家心理が悪化

【NQNニューヨーク=張間正義】30日の米株式市場でダウ工業株30種平均は反落して始まった。午前9時35分時点は前日比31ドル32セント安の3万5053ドル21セントで推移している。29日夕に四半期決算を発表したネット通販のアマゾン・ドット・コムが大幅に下落して始まり、投資家心理の悪化に伴う売りが他の主力ハイテク株にも波及している。

アマゾンが発表した2021年4~6月期決算では売上高が18年7~9月期以来、11四半期ぶりに市場予想を下回った。新型コロナウイルスのワクチン普及に伴い、経済活動の正常化が進んだ結果、ネット通販の増収率が大きく鈍化した。7~9月期業績は一段と伸び率が低下するとの見通しも示し、株価は8%安となった。スマートフォンのアップルやソフトウエアのマイクロソフトなど他の主力ハイテク株も下落して始まった。ダウ平均構成銘柄以外では交流サイトのフェイスブックが安い。

ただ、指数の下げ幅は限られている。四半期決算が市場予想を上回った日用品のプロクター・アンド・ギャンブル(P&G)と石油のシェブロンが上昇し、ダウ平均を下支えしている。

朝方発表の米個人消費支出(PCE)デフレーターで、変動が激しい食品とエネルギーを除くコア指数は前年同月比3.5%上昇と市場予想(3.6%上昇)を下回った。前月比でも0.4%上昇と市場予想(0.6%上昇)を下回った。同指数は米連邦準備理事会(FRB)が物価指標として重視している。早期の金融引き締め観測がやや和らいだことも、安心感につながった。

ハイテク株が多いナスダック総合株価指数は3日ぶりに反落し、前日比140.717ポイント安い1万4637.547で推移している。

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