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米国株、ダウ続伸で始まる 物価上昇率の鈍化を好感

【NQNニューヨーク=張間正義】27日の米株式市場でダウ工業株30種平均は6日続伸で始まり、午前9時40分時点は前日比141ドル85セント高の3万2779ドル04セントで推移している。朝方発表の米物価指標の伸び率が鈍化した。過度なインフレ加速への懸念が和らぎ、消費関連株を中心に買いが先行している。半面、ダウ平均は前日までの5日続伸で1300ドルあまり上昇しており、週末を控え利益確定を目的とした売りが出やすい。

4月の米個人消費支出(PCE)物価指数で、変動が激しい食品とエネルギーを除くコア指数は前年同月比4.9%上昇と前月(5.2%上昇)から低下し、市場予想と一致した。前月比でも0.3%上昇と市場予想と同じだった。「インフレがピークアウトしたとの見方を後押しする内容」(BMOキャピタル)との声があった。

同物価指数は米連邦準備理事会(FRB)が物価指標として重視している。インフレ率の伸びが鈍れば、今秋以降の金融引き締めペースが鈍化するとの観測につながりやすい。長期金利は2.72%前後と前日終値(2.75%)を下回って推移している。

インフレの鈍化で底堅い消費が続くとの見方からクレジットカードのアメリカン・エキスプレスや映画・娯楽のウォルト・ディズニー、スポーツ用品のナイキが上昇している。航空機のボーイングや建機のキャタピラーなど景気敏感株も高い。

ハイテク株比率が高いナスダック総合株価指数は3日続伸して始まった。

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