2019年1月21日(月)

ウエスト、手打ちそば専門店の展開加速 3年後に30店

2014/7/25付
保存
共有
印刷
その他

九州を中心にうどん店や焼肉店などを運営するウエスト(福岡市、若山和夫社長)は手打ちそば専門店の展開を加速する。3年後をめどに関東などを含め店舗数を現在の10倍の30店に増やす。これまで手薄だった50~60歳代の客層を取り込めると判断。うどん店に比べ客単価を高く設定し、業容拡大のモデル事業に育てる。

手打ちそば専門店「生そば あずま」は現在、福岡、埼玉、山口の3県に1店舗ずつある。8月1日に新しく佐賀県基山町に進出し、秋に福岡市と福岡県糸島市などに出店する。年内に少なくとも計4店を出す計画だ。

九州だけでなく関東にも店舗網を広げる。フランチャイズチェーン(FC)展開も視野に入れる。

店名に「ウエスト」がつかない初めての業態で、グループの会員に対する割引制度も適用しない。従来のブランドイメージの枠にとらわれず、客層や利用機会を広げていくモデルケースにしたい考えだ。

あずまは店内でそば粉から麺をつくる点が特徴。座敷席を設け、落ち着いた雰囲気の店づくりにしている。客単価は920円程度とうどん店より350円程度高く見込んでいる。

刺し身や天ぷらがセットになった「あずま御膳」(1188円)のほか、午後5時以降は「そば掻(が)きの揚げ出し」(486円)といった酒のつまみも提供する。

ウエストはあずま以外でも全国約20店舗で既にそばを提供している。だが厨房設備の増設に限界があることなどから、今後はあずまの出店に注力する。

そば店を積極展開する背景には、うどんに比べチェーン展開する競合が少ない点も挙げられる。気軽に入れるそば店を増やすことで収益源を拡大する。

ウエストはうどん店や焼肉店、中華料理店などを全国で計約180店舗運営している。2014年2月期の売上高は143億円。昨年に福岡市の中心部、天神地区に洋風居酒屋「ビストロ ウエスト」の1号店を開業するなど新業態にも積極的に取り組んでいる。

日経電子版が2月末まで無料!いつでもキャンセルOK!
お申し込みは1/31まで

保存
共有
印刷
その他

電子版トップ



[PR]

日本経済新聞社の関連サイト

日経IDの関連サイト

日本経済新聞 関連情報