庭園美術館、旧宮家の趣 昭和初期の居間復元
[有料会員限定]
東京都は東京都庭園美術館(東京・港)を11月にも新装開業する。元宮家邸宅で、戦後は吉田茂首相らの政治の舞台にもなった歴史的建築物。17億円をかけ、本館を1933年の建築時の姿に修復するほか、新館を建て替え展示室を6割増やす。歴史的な雰囲気を生かし、現代美術家が展覧会を開くなど新しい趣向も取り入れ、若年層や外国人観光客を呼び込む。
同美術館はJR目黒駅近くに立地。延べ床面積2100平方メートルの本...
この記事は会員限定です。登録すると続きをお読みいただけます。
残り707文字