アクアライン、低位置にLED照明 視界・景観を改善

2014/7/18付
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東日本高速道路会社(NEXCO東日本)は東京湾アクアラインの橋梁部分に、低い位置から路面を照らす発光ダイオード(LED)照明を導入した。従来の高い位置から照らすポール型の照明に比べ、光の分散が少なく、夜間の運転がしやすいという。海上に光の帯が伸びる光景も幻想的で、同社は「利用者を呼び込む起爆剤になれば」と期待している。

夜間の海上に伸びる光の帯は幻想的

全長15.1キロメートルのアクアラインのうち、新たな低位置LED照明は海上の橋梁部分(4.4キロメートル)に設置した。設備投資額は1億5000万円。

路面から約1メートルの高さの欄干部分に30メートル間隔で計285個を整備した。これに伴い、これまで150メートル間隔で計57本を設けていた高さ10メートルのポール照明は撤去した。

低位置から照らす照明は路面の明るさが増すため、夜間の視界をより確保しやすい。省エネタイプのLED照明を採用することで、電力使用量も従来より4割削減できる。

同社は「夜間の海上に伸びる光の帯は従来よりも幻想的に見える」と景観の改善効果も見込まれることから、新たな観光資源としてもアピールする考えだ。

アクアラインの通行料は現在、自動料金収受システム(ETC)を搭載した普通車が800円と、通常の半額程度に引き下げた状態になっている。値下げの社会実験は昨年度で終了したが、今年4月以降も国や千葉県などが財政負担を続けることで値下げの継続が決まった。

通行料に加え、照明も引き下げたことで、利用者増に弾みが付くか。関係者は低位置LED照明に対し、「一筋の光」以上の効果を期待している。

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