川崎マリエン、日本夜景遺産に登録 川崎市で初
日本各地に埋もれている美しい夜景を再発見し観光資源として活用をめざす日本夜景遺産事務局は、このほど川崎市の沿岸部、東扇島にあるコミュニティー施設「川崎マリエン」を日本夜景遺産に登録した。
マリエンのタワー棟10階、地上51メートルにある展望室は周りに視界を遮る建物がなく、360度のパノラマビューを楽しめる点が高く評価された。バスや船で地上、水上から眺める工場夜景として全国に売り出している京浜工業地帯の工場群を上から展望し、夕方は遠く富士山も望める。
展望室は入場無料で、利用時間は年末年始を除くほぼ毎日の午前9時~午後9時。JR川崎駅東口からバスで約30分、「川崎マリエン前」下車。
夜景遺産にはこれまで札幌テレビ塔や東京タワー、横浜ランドマークタワーなどが登録されており、川崎市ではマリエンが初めての登録となる。