この記事は会員限定です不妊治療、流産しにくく 阪大など受精卵の検査法開発
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不妊治療で精子と卵子を体外で受精させる際に、流産しにくい受精卵を選び出す検査法の開発が相次いでいる。大阪大学は受精卵が分裂する様子を動画で観察し、染色体異常の有無を見分ける。山形大学は受精卵を培養する際の酸素消費量から見極める。いずれも日本産科婦人科学会の承認を得てヒトの受精卵を観察し、新手法が役立つ可能性を確かめた。妊娠率が高まれば患者の負担も減る。
阪大の山縣一夫特任准教授らは、受精卵が細胞...
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