2019年7月24日(水)

洋服の青山、クールなスマホ集客 商圏を狙い撃ち

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2014/6/26 7:00
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「洋服の青山アプリ」のオンラインストア画面

「洋服の青山アプリ」のオンラインストア画面

システム開発や販促を担当する藤井満典執行役員は、「いかに顧客にストレスをかけずに効率良く情報を配信できるかを考えた」と説明する。エリア設定にとどまらず、スマホの電池の消耗を抑えるようにアプリ経由での位置情報の取得の間隔も抑えた。GPSから利用者の移動速度をはじき出し、車や電車で移動する利用者にはメッセージを配信せず、徒歩や自転車の利用者に対象を絞る工夫もしている。

こうしたきめ細かなシステムを実現できたのは、アプリ開発を自社グループで内製化したためだ。関連子会社で販促物やシステム開発を担ってきたアスコン(広島県福山市)が今回のアプリ開発を手掛けた。同社の斉藤利治取締役は、「一から手作りで仕上げたアプリだからこそ細かい設定が可能になった」と指摘する。今回のアプリは自社で集客に使うだけでなく他の小売業などでも活用できるとみており、「自社で成果を検証しながら、外販もしていきたい」(斉藤氏)という。

アプリのダウンロード数は現在7万7000件超。おおむね予想通りの出だしで、利用者の反応など「分析はこれから」(藤井氏)という。来店すると100~500円の割引クーポンが当たるゲームなども提供しているほか、アプリ経由でネットショッピングができる機能も設けている。今後もアプリの内容を拡充しつつ、情報を配信するエリアや手法を見直していきながら、利用拡大を目指す。

洋服の青山の全店の顧客登録数は2000万人を超える。このうち5%に当たる100万件のアプリのダウンロードを目指す方針だ。

(川上尚志)

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