ナカシマプロペラ、商船に炭素繊維プラ搭載 主推進用

2014/6/24付
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船舶用プロペラ大手のナカシマプロペラ(岡山市)は24日、新たに開発した炭素繊維強化プラスチック(CFRP)製の主推進用プロペラが一般商船に搭載されたと発表した。金属製と比べ約40%軽く、同船速での必要馬力も約9%低下した。一般商船にCFRP製プロペラがメーンスクリューとして採用されたのは世界初としている。

開発した炭素繊維強化プラを使うと必要馬力を9%抑制できる

プロペラは日本海事協会や東京大学などとの共同研究で開発。岡山県の海運会社が保有する499総トン型ケミカルタンカーに搭載した。このタンカーのサイドスラスター(補助推進装置)にはCFRP製プロペラが使われており、性能が評価された。

プロペラの軽量化で船体振動も低下したという。今後は運航中のエンジン出力などを計測し、早期量産化につなげる。

CFRPは炭素繊維と樹脂を組み合わせた複合材料。ゴルフクラブのシャフトやボーイング787の機体など、さまざまな用途に使われている。ナカシマプロペラは日本海事協会や東大、日本郵船、今治造船などと共同研究を進めてきた。

ナカシマプロペラは船舶用プロペラで世界3割のシェアを持つ。

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