郡山のNPO法人、汚染土の容積減らす装置

2014/6/17付
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NPO法人「ふくしま除染隊」(福島県郡山市、古川雄一理事長)は、除染で出た汚染土の容積を減らす装置を開発し、実証実験を公表した。

東京電力福島第1原子力発電所事故で発生した、放射性物質に汚染された土壌に水道水を混ぜてかくはんを繰り返すことで土壌からセシウムが強力に結びついた粘土質などを分離する仕組み。

実験結果によると、減容化する前の汚染土45リットルのうち約7割の31リットルは、空間線量が1時間当たり0.26マイクロシーベルトから同0.16マイクロシーベルトにまで低減でき、この土は庭などに再び戻しても健康への影響が出ない数値になるという。

装置は2次、3次のふるいにかけながら放射性物質を濃縮する。汚染土壌の量を減容化前の2~3割することで、市内に一時保管される汚染土の量を減らせるという。

いわき明星大学の佐藤健二教授によると、処理後の水道水からは放射性物質は検出されず、通常の土に戻す土の放射線濃度は処理前の1キロ当たり5690ベクレルから1730ベクレルにまで低下し、空間線量が健康に影響のない数値まで低減した。

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