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「ハンセン病は体溶ける」 福岡の小学教諭が授業で話す

福岡県の公立小学校で人権教育を担当する40代男性教諭が「ハンセン病は体が溶ける病気」「風邪と一緒で菌によってうつる」と授業で説明し、誤解した児童が「怖い」「友達がかかったら離れておきます」などと記した感想文が熊本県の国立ハンセン病療養所「菊池恵楓園」に届いていたことが6日、分かった。

ハンセン病は感染力が弱く、治療法も確立している。教諭は「誤った認識が過去にあったことを教えたつもりだが、説明不足だった。申し訳ない」と釈明しているという。県教育委員会は菊池恵楓園に謝罪した。

県教委によると、教諭は昨年11月、ハンセン病への偏見や差別について6年生12人に自作の教材を使って授業をした。教材には「手足の指や身体が少しずつ溶けていく」といった説明があった。感想文は12月に園に郵送された。

今年4月に園の指摘を受け、県教委の人権・同和教育課長らが園を訪ねて謝罪した。

教諭はこの小学校で2010年度から、同じ教材を使って6年生に授業をしていた。県教委は中学校に進学した生徒に指導をやり直すよう、関係市町村教委に指示した。

菊池恵楓園の入所者自治会の志村康会長は「差別の連鎖が教育の中で生み出されている。福岡県教委は教師向けの指導書を作るべきだ」と話している。〔共同〕

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