2019年4月25日(木)

あみやき亭、関東で焼肉店の出店加速

2014/5/1付
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焼肉店が主力の外食チェーン、あみやき亭は関東で出店を加速する。郊外型店に加え、都心部で若者向けの小型店も本格展開。関東で現在57店の店舗数を17年3月期に99店と7割増やす。市場開拓余地のある関東への重点配置で事業を拡大。14年3月期に245億円だった連結売上高を17年3月期に約400億円に引き上げる計画だ。

全国で59店、うち関東で42店増やす。出店に伴う投資約50億円は手元資金で賄う。中心となるのは主力業態の「あみやき亭」。神奈川県や埼玉県などの郊外を中心に、ファミリー層向けの出店を増やす。

関東はこれまで人件費や家賃がかさみ経常利益率が9%と、中部の12%より低かった。多店舗化により、同社が神奈川県内に保有するセントラルキッチン(集中調理施設)の稼働率も高まり、効率化が進むと見ている。

また、今年1月に買収した外食チェーン、アクトグループ(東京都港区)の焼肉店「ブラックホール」も増やす。同店は現在都内に2店を展開中。比較的省スペースでアルコール類の提供にも力を入れた都心型店の運営に強みがある。

あみやき亭の関東事業は従来、09年に買収したスエヒロレストランシステム(神奈川県大和市)が手掛ける焼肉店「スエヒロ館」が中心だった。

スエヒロは日本ハムの子会社だったが、業績不振のため、あみやき亭が救済する形で買収。あみやき亭傘下で経営合理化を進め、前期は初めて黒字転換するなど業績回復が進んでいる。

あみやき亭は引き続きスエヒロの収益力強化に努めるが、顧客層があみやき亭と重複しているため、スエヒロの店舗数の積極的な拡大は控える。

「従来は関東では知名度の高いスエヒロ館を中心に展開していたが、出店を機に自社ブランドの確立を図る」(佐藤啓介社長)としている。

あみやき亭は店舗をすべて直営で保有しており、今後の新店も直営で展開していく考え。

焼肉店のほか、立地特性に応じてレストランやすし店の出店も増やす。

17年3月期末で全国で267店となり、うち関東の比率は3割弱から4割弱に高まる見通しだ。(川島光裕)

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