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ニプロ、札幌に新工場 札幌医大の技術活用

医療機器メーカーのニプロは札幌医科大(札幌市)が取り組む再生医療技術を使い、脳梗塞(こうそく)や脊髄(せきずい)損傷の後遺症を緩和する治療薬の生産に乗り出す。札幌市内に工場を設ける方針で、早ければ2018年の生産開始を目指す。

ニプロが28日明らかにした事業化スケジュールによると、札幌の新工場は年間に200の治療薬を生産する計画で、15年中に建設に着手する方針。機器などを含めた総投資額は10億~20億円規模となる見通しだ。札幌医科大が進める臨床試験(治験)の結果を基に、国に医薬品としての認可を申請し、18年後半から生産を開始する。

治療薬の生産は本州でも進める。具体的には東北と関東、近畿、九州の4つの地域に1つずつ工場をつくる計画で、一部の生産拠点はニプロの既存の施設内に設ける。

札幌医科大が開発した治療法は脳梗塞の患者から骨髄細胞を取り出し、約1万倍に増殖。点滴で30分~1時間かけて体内に戻すというもの。神経細胞は一度傷つくとほとんど再生しないとされており、有効な治療法がない。同技術を使った臨床試験では患者の症状の緩和が認められた。

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