2019年5月21日(火)

子供のネットマナー 「守り」も「攻め」も教えよ
近藤正晃ジェームス・ツイッター日本法人代表

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2014/4/26 7:00
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今年に入り、子供と携帯電話やスマートフォン(スマホ)に関する記事を目にすることが増えた。なかには子供たちが無料通話アプリなどを介して犯罪に巻き込まれるといった深刻な問題もある。

1997年ハーバード大経営大学院修了。マッキンゼー・アンド・カンパニーなどを経て2011年代表。14年会長に。

1997年ハーバード大経営大学院修了。マッキンゼー・アンド・カンパニーなどを経て2011年代表。14年会長に。

また、子供たちが互いにメッセージを送り合うなかで、すぐに返事をしないことがいじめにつながるなどの深刻な問題もある。子供たちを守るためにスマホを取り上げたりサービスの利用を禁じたりといった対応を始めた地域もあると聞く。

その話を聞いて思い出したのが、ある女子校の校長先生の言葉だ。その先生は、携帯やインターネットはダメと言っても、多くの親が子供に携帯を持たせている現実があるなかで「子供が活躍するようになる将来の社会でも、携帯やインターネットの重要性が低くなることはないのではないか。それならばいっそ、正しい使い方をきちんと教えたい」とおっしゃっていた。

その学校では、携帯やインターネットの便利さ、楽しさと共に、どんな危険の可能性があり、何かあった場合にはどのようなことをすべきかを学生に教えている。今では、中学3年生の授業で、新たなインターネットサービスを学生が事業者の社員と共に企画し、それを実際に立ち上げて、その成果から学ぶといった、高度な授業も行われている。

生まれた時からインターネットサービスに接している「デジタルネーティブ」と呼ばれる現在の子供たちは、学習機会さえ提供すれば、驚くほど素早く、インターネットの可能性も危険性も吸収できる。こうした子供たちから、世界を大きく変革するインターネットサービスが数多く生まれてくる日も遠くはないと感じている。

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