中国国際旅行社、海南島に巨大免税店街

2014/4/17付
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■中国国際旅行社(中国最大の旅行会社) 中国南端のリゾート、海南島(海南省)に延べ床面積6万平方メートルと世界最大級の免税ショッピングモールを開設へ。中国免税品集団とともに既存の免税店を移転し、大幅に規模を拡大する。

離島免税政策により、中国大陸の人も外国人と同様に免税価格で買い物ができる。割安な海外に流れがちな高級品消費を国内に引き留める狙いだ。

海南島の譚力副省長がこのほど海南省で開いた博鰲アジアフォーラムで明らかにした。6万平方メートルは英ヒースロー空港の5万2千平方メートルの免税エリアを上回る規模となる。

中国政府は海南省の観光振興策として2011年から離島免税政策を導入した。13年の同省の免税ショッピング総額は前年比40%増の32億9千万元(約540億円)だった。

中国大陸では輸入関税や付加価値税(日本の消費税に相当)がかかり、欧米や香港と比べ同じ商品は30~80%高くなる。ベイン・アンド・カンパニーによると中国人によるブランド品購入の67%は海外で実現している。中国人が海外で消費すれば国内総生産(GDP)に計上されず、政府が目指す内需拡大につながらない。(大連=森安健)

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