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東京、世界の金融拠点に 舛添知事「特区」提案に意欲

東京都の舛添要一知事は11日の定例記者会見で、政府が新設する国家戦略特区を利用して東京を世界の金融センターに育て上げる意向を示した。「思い切った規制緩和をやって、株でも何でも東京に来なければできない環境をつくりたい」と表明。今後、国内外の証券会社や銀行などからのヒアリングを経て、5月にも具体的な規制緩和案をまとめて国に提示する。

舛添知事はニューヨークのウォールストリートやロンドンのシティといった世界的な金融街に東京が後れを取る状況を問題視している。「国際金融における東京の地位は低下している。円の価値が人民元に負ける危機感を持っている」と強調。「金融の特区をつくるのは日本経済にとっても東京にとってもいい」と訴えた。

ただ現状や課題の詳細な分析はこれから。「何をやればいいか。謙虚に(現場の)意見を聴いた上で早急に(国への提案を)とりまとめたい」と述べるにとどまった。

舛添知事は10日夜、国家戦略特区を主導する安倍晋三首相と会い、既に金融特区の構想を伝えている。今後、国と都や民間企業で発足させる特区会議などで金融関連の規制緩和も検討する見通しだ。

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