エフピコ、九州の西日本ペットボトルリサイクル買収

2014/4/2付
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食品トレー最大手のエフピコは1日、西日本ペットボトルリサイクル(北九州市)を買収すると発表した。エフピコが需要開拓を進める高機能トレーの原料である再生ペット樹脂を安定的に調達するため。西日本ペットは年間2万トンの処理能力があり、中部リサイクルセンター(岐阜県輪之内町)と合わせた処理能力は年4万トンに倍増する。

エフピコは6月2日付で新日鉄住金と三井物産から西日本ペットの発行済み株式851株を約3億1000万円で取得。出資比率を現在の9.90%から52.45%に引き上げ子会社とする。これにより新日鉄住金の出資比率は第3位の9.90%となる。14.65%を出資する帝人が引き続き第2位株主となる。

西日本ペットは北九州市のエコタウン構想の一環として1997年4月に新日鉄住金などの出資で設立され、北九州市も5%出資する。九州を中心に西日本で発生する使用済みペットボトルを回収し、洗浄、粉砕して樹脂に再生している。

エフピコは2012年4月に三井物産から9.90%の株式を取得して西日本ペットの経営に参画し、食品トレー向けに再生工程の見直しや設備投資に取り組んできたという。再生ペット樹脂は繊維原料に使う帝人と折半で引き取っているが、エフピコでは子会社化を機に食品トレー向け再生樹脂の生産能力の向上にも取り組む考えだ。

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